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小さな子どもは頭打つ!

2021/08/27
ブログ
心に傷を持つ男。どうも安東の河野です。

先日42歳の誕生日を迎えたおじさんですが、信じがたいことに、こんな僕でも子供の頃があったのです。

僕が子供の頃は外で遊ぶことが大好きで、虫を捕まえてみたり、木に登ってみたり、森の中に秘密基地を作ったりしていました。
あんなに好きだった虫なのに、今では触ることすら出来ません。これが大人になるっていうことなんですね(多分違う)。

さて、外で遊び回ると、必然的に怪我のリスクが高まります。
当時の僕も、生傷の絶えない子供でした。

膝にはいつも赤チンが塗られ、またいつもの赤チンかと思ったらリアルに出血していたり…今では見られない、良い思い出です。


ところがどっこい、最近の子供ときたら家でピコピコとゲームばっかり。
暇さえあればYou Tube。

我が家とて例外ではありません。

あたしゃ認めないよ(さっちー)。

ということで、たまには外で遊びなさい!とお外でサッカーをして遊んでいた時の事です。

我が家の2号が全力ダッシュ&シュートをブチかまそうとした瞬間、踏み込んだ右足がバナナの皮でも踏んだかのようにツルっと滑り、見事に後頭部から落下。

一瞬ですが、確実に宙に浮いていましたね。

スローモーションのように倒れゆく2号。
間に合うわけもない僕。

そして、あっけなく落下。
僕の耳にも、頭部・背部を強打したであろう鈍い音が聞こえました。


・・・


2秒後


けたたましい泣き声が響き渡るのでした。


最初はちょっとぶつけたくらいで大げさな…と思いましたが、よしよしと患部を撫でるとぷっくりとタンコブが出来ています。
そして、しっとりと汗が…


・・・ん


汗?


・・・


赤い・・・


って、血じゃ~んっ!


しゅしゅしゅ、出血しとるーっΣ(゚∀゚ノ)ノキャー


ということで、泣きわめく2号を小脇に抱え、家まで猛ダッシュ。
出血箇所を流水で洗い、患部をチェック。

結果として傷は浅く、大したことはありませんでした。
名前も言えるし、場所も正確。意識障害はありません。

あー良かった。

でもタンコブはしっかり出来ていますし、ひとまずアイシングしようということで出来上がったのがコチラ↓



うーん。バカっぽくて可愛い♡

泣きすぎて鼻水の痕跡がありますが、まあこれもご愛嬌。

包帯の巻き方を勉強中の奥さんが巻いたので、巻き方は甘いですが、コレで充分です。



そして息子は消えない傷が後頭部に出来るのでした。



ここで、僕からの知恵袋!
お子さんが小さい時、コケた拍子に家具で頭を打ったとか、階段から落ちて頭を強打したとかっていう経験はありませんか?
そんなときに限って夜・・・

泣きわめく子供を心配しつつ、「一晩様子を見て、おかしいと感じたら病院に連れて行こう」という判断を下すそこのあなたっ!

アウトー!

ドクターいわく、頭を打って処置が必要な場合、症状は早い段階(数時間以内)で現れるそうです。
つまり、一晩異常が無かった時点で大丈夫な確率はグッと上がるらしい(慢性硬膜下血腫など、危険な場合もあるので過信は厳禁)。

逆に言うと、何かある場合は一晩様子を見ているような猶予はありません。
心配だったり不安だったりする時点で、迷っている暇は無いということです。

ちなみにヤバいサインはこんな感じ↓
・顔色が悪い
・ぐったりしている
・泡を吹く
・小さい子の場合、受傷直後、逆に泣かない
・嘔吐する
・痙攣がおこる
・ボーッとしていて、呼びかけに応じない
・深く眠り、起こそうとしてもなかなか起きない。

正直、そうそう直面する状況ではありませんが、だからこそ焦りますよね。
僕もしばらくは注意深く観察し、気持ち悪くないか?など声掛けを行いました。

ここまでのお話になると、僕たちは専門外なので出来ることはほぼ無くなってしまいますが、打撲やムチウチの症状などはむしろ専門です。

出来ることと出来ないことの線引は大事。


骨折・脱臼・打撲・捻挫・挫傷。肩・膝・腰の痛みetc・・・
元気が一番ですが、お困りの症状、気になる症状がございましたら、はな鍼灸整骨院にご相談下さい。

そして、濡れた路面にはお気をつけ下さい。


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